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「パフォーマンス」と「社会」を考える(ゆるい)勉強会

[ 重要 ] 6/28 11:56更新
現在、開催地に大雨等警報発令されているため、この勉強会はオンラインに変更させて頂きます。
お申し込み頂いた方には、オンライン(zoom)のアドレスをお送りさせて頂きます。
なお参加費は無料とさせて頂きます。
旧な変更で恐縮いたしますが、よろしくお願いいたします。

Class of Studies for Performance and Society
「パフォーマンス」と「社会」を考える(ゆるい)勉強会
Vol.0 パフォーマンス/勉強会のはじまり
日時:2024年6月28日(金) 19:00 – 21:00
場所:オンライン(zoom)
リサイクルブティック・スノードール
   (静岡鉄道県立美術館前駅徒歩2分)
料金:1,000円(コピー代、ドリンク付) *学生500円 無料
世話人:柚木康裕・望月久暉
サポート:cocommons
※予約推奨(当日飛び込みもOK)

申込みはこちらから。(Googleフォーム)

芸術/Artsを基点に相互の学びを高める(ゆるい)勉強会のご案内です。ゼミような対話重視の雰囲気で月一度のペースで1年くらいかけて、じっくり学び合う機会を設けます。ある程度学びが進んだところで識者をお招きして公開トークイベントを計画したり、最終的にはZINEなどを発行して成果発表を行いたいと考えています。

今回の勉強会で取り上げるテーマは「パフォーマンス」です。芸術の文脈で「パフォーマンス」といえば20世紀中期のアメリカで起こったムーブメントを指します。舞台芸術と一般的に訳される「パフォーミング・アーツ」の「パフォーマンス」が、一般的にそのイメージを掴みやすいのかもしれません。ただ、今回はそのような芸術だけにとどまらず、「パフォーマンス」を広く捉えて探究します。

なぜ「パフォーマンス」なのか。それは現代社会でのこの言葉の広がりに興味を持ったことによります。芸術のジャンルよりも、日常的に社会の隅々でこの言葉が使われ、聞かれない日がないほどに一般化しています。最近の極め付けは「タイパ」でしょう。「タイパ」のパは、もちろん「パフォーマンス」のパです。

私たちが普段何気になく使っている言葉というものは、その出自や本来の意味、使われ方を気にするようなことはありません。そして言葉は日常と共にどんどん変容していく。私たちがその主体なのは間違いありませんが、それは自らの意思なのか、あるいは社会の要請によるものなのでしょうか。この「パフォーマンス」という言葉はその意味で「私」と「私たち」を省みるために、さまざまな示唆を与える現代の重要な言葉だと考えます。

初回の勉強会は芸術の文脈における20世紀中期アメリカで起こった「パフォーマンス」のムーブメントを取り上げます。そして、今後の勉強会の内容も練っていきたいと思います。勉強会に参加するには、特別な知識は不要です。好奇心があれば大丈夫。ぜひ一緒に学んでいきましょう。お待ちしております。

使用テクスト
「パフォーマンスの美学」エリカ・フィッシャー=リヒテ(論創社)
「身体化される知 パフォーマンス研究」高橋雄一郎(せりか書房)
「パフォーマンス」ローズリー・ゴールドバーグ(リブロポート)
「日常生活における自己呈示」アーヴィング・ゴフマン(ちくま学芸文庫)
※使用テキストはお持ちでなくても大丈夫です。

ココモンズの(ゆるい)勉強会について。
ココモンズがサポートする月に一度のペースで開催する対話型の学びの時間です。
勉強会に参加する資格はとくにありません。入会の手続きもない、出入り自由な勉強会です。
参加者同士で勉強方針を決めながら運営します。

申込みはこちらから。(Googleフォーム)