12/6(土)、7(日) 創作舞台公演『羽衣と伯龍』
能『羽衣』からインスピレーションを得たジャグリング、コンテンポラリーダンス、サウンド(音楽)による創作舞台
タイトル:『羽衣と伯龍』
出演:牟田のどか、山村佑理、渡辺庸介、鈴木潤
ディレクション:柚木康裕
公演日時:12月6日(土) 18時、7日(日) 16時
上演時間:約60分
場所:ARTIE LIVLIV(ライブホール)
料金:一般 前売 3,500円 / 当日 4,000円(学割1,000円引き)
前売チケット情報はこちらのページでご確認ください。
これは、21世紀(いま)の物語。――
静岡市の景勝地・三保の松原に伝わる「羽衣」は、この土地に暮らす私たちにとって馴染み深い伝説です。 しかしその親しみの裏で――天女が羽衣を奪われ、漁師が返す――この簡潔な筋は、いま改めて問い直されるべき奥行きを秘めています。
『羽衣と伯龍』は、この古典に挑む創作舞台。 能『羽衣』を源泉に、ジャグリング、コンテンポラリーダンス、音楽が交錯し、ノンバーバル(非言語)でありながら、詩情豊かに〈関係の位相〉を描き出します。伯龍の視点から伝承の構図を半歩ずらし、既存の解釈に切り込みます。
聞き慣れた伝説、見慣れた風景が、未知のリズムと身体の動きによって目の前に立ち上がる60分。 あなたの知っている“羽衣”が、新たな意味を帯びて現れる瞬間を、ぜひ体感してください。
[ 出演者 ]
[ プロフィール ]
■ 山村佑理(YAMAMURA YURI)
ジャグラー
https://yuriyamamura.com/
フランスのサーカス芸術学校 Le LIDO を卒業。ジャグラー・振付家として活動し、ジャグリングを「踊る表現」として再解釈。物体(白いボールなど)との関係性、配置や動きの緩急、身体との距離感を重視する即興性の高い「フリージャグリング」を基盤とするパフォーマンスを展開。
■ 牟田のどか(MUTA NODOKA)
ダンスアーティスト。
https://www.instagram.com/non92non/
国内外の舞台や映画に出演するほか、インスタレーション作品の発表やジュエリーブランド「8N(エイエン)」の創設など、多彩な表現を展開している。身体を媒介に、空間・造形・記憶のあわいを探る作品世界が特徴。夏木マリ演出『不思議の国の白雪姫』『ピノキオの偉烈』、映画『Arc アーク』『オンナのカタチ』、ひびのこづえ『Rinne』などに出演。近年はアートとファッションを横断する創作活動を行っている。
■ 渡辺庸介(WATANABE YOSUKE)
パーカッショニスト
https://nabecussion.com/
東京を拠点に活動するマルチパーカッショニスト。打楽器からボイスパーカッションまでを駆使し、ジャンルにとらわれない演奏が特徴。世界各地の“音もの”をセットした独自のドラムセットを駆使し、民族音楽からポップス、劇伴、コンテンポラリーまで幅広く参加。GROOVEDGE、残響SWIFTなど多くのバンドでも活躍している。
■ 鈴木潤(SUZUKI JUN)
演奏家・作曲家、鍵盤プレイヤー
suzukijun.com
ピアノやキーボードを中心に、鍵盤ハーモニカや足踏みオルガンなど小さな楽器まで自在に奏でる。音楽と身体、そして場の空気のつながりを大切にし、グルーヴを身体ごと感じながら音を紡ぐことを軸に活動を続けている。武術やダンスなど身体の使い方にも関心を持ち、無意識から音が立ち上がる瞬間を大切にしている。

この公演は、舞台とマルシェが同じコンセプトで行われるイベント《 CIRCUS & BAZZAR 》の一環として行われます。
詳しくはHPでご確認ください。
https://circus-bazzar.com
