令和六年 – 新年の抱負。
明けましておめでとうございます。
旧年中はさまざまな劇場や施設、ストリートで多種多様なパフォーマンスに出会うことが出来ました。
またパフォーマーの方達から創作に関するお話を聞く機会も多く、貴重な時間を頂き感謝しております。
もっともそのような機会を十分に伝えられていたかといえば、まったく反省の弁しか出てきません。今年はより多くの情報をお伝えできるように努めてまいります。
また今年の挑戦としては、「観る人を育てる」ことにも注力していきたいです。
観客の存在は、舞台創作においてもとても重要であることに異論はないでしょう。そのときの観客とはどのような人を想定しているのでしょうか。もの言う観客のことでしょうか。あるいは専門的な見方ができる観客でしょうか。確かに観客のプロのような人はいます。しかし、それを求めすぎては、観ることへのプレッシャーが増えてしまい結果的に観劇から人々を遠ざけてしまうことにもなりそうです。みなが肩肘張らないで気軽に観に行ける環境をつくることは、きっと大切です。そのような意識も持ちつつ「観る人を育てる」ことにチャレンジいたします。
それでは本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
cocommons代表 柚木康裕
