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知りたい!現代サーカス meeting in 静岡「スケラボ川上大二郎が考える現代サーカスの魅力」

舞台監督として演劇やダンスなどの様々な舞台に関わりキャリアを積み重ねてきた川上大二郎さん。近年はパフォーミングアーツをプロデュースするグループ「スケラボ」の代表としても活躍の場を広げています。その「スケラボ」でたびたび取り上げているのが現代サーカスです。それはなぜでしょう。舞台監督として海外遠征の経験も多い川上さんは、欧州発パフォーミングアーツの新潮流として広がりを見せる現代サーカスをどう見ているのか。川上さんのこれまでの活動を振り返りながら、参加者と共に現代サーカスの魅力とは何かを掘り下げていくミーティングを開催します。

知りたい!現代サーカス meeting in 静岡
「スケラボ川上大二郎が考える現代サーカスの魅力」

ゲスト:川上大二郎(舞台監督、スケラボ代表)
司会:柚木康裕(ココモンズ代表)
日時:2022年12月6日(火) 19:00 – 21:00
場所:会場またはオンライン
 リアル ギャラリー青い麦
 静岡市葵区呉服町2-2-22呉服町ビル1F
 オンライン zoom
 (URLは、お申込み後にメールでお知らせします)

参加費無料・オンラインは要予約
Googleフォーム https://forms.gle/7KBkUGL7n3mBrnNr7

[ プロフィール ]


川上大二郎(かわかみだいじろう)
東京都出身。國學院大学在学中から舞台の裏方として働き始める。小劇場での活動を経て、オペラの演出部、大道具として経験を積む。以降、日本舞踊、オペラ、コンテンポラリーダンス、コントなど多方面で活躍。
2012年、静岡県田方郡函南町へ移住。


スケラボ(Scale Laboratory)は、静岡県東部を中心に「ひとりでも多くの人が、生活と地続きに無理なく芸術を楽しめるローカル」を目指し、さまざまな場所に一時的な活動の場(=舞台)を作り上げ、パフォーミングアーツを中心とした芸術を楽しむ時間を作るグループです。主宰の川上大二郎の本業は、舞台監督です。「対話」と「演出」をコンセプトに、異なるジャンルのアーティストの化学反応を大切にした企画を展開しています。

[ 現代サーカスとは ]
これまでのサーカスが肉体(フィジカル)の強さや技術を圧倒的に見せるパフォーマンスのオムニバスだとしたら、現代サーカスは物語性をベースに「表現」に重きを置いたパフォーマンスという違いがあるでしょう。技術はもちろん大切ですが、全体性を生み出すための演出の一要素だともいえます。演劇やダンス、映像、音楽など他ジャンルを積極的に取り入れながら、従来のサーカスに留まらない自由で多彩な表現が特徴です。また舞台になる場所は劇場や公共空間、野外など場所を選ばないこともあり、そこから上演される空間の特性を取り込んだサイトスペシフィックな作品も少なくありません。現代サーカスは、これまでのサーカスの持つ驚きや興奮と同時に、芸術性や知的欲求を満たすものとして身体表現芸術の新しい可能性を感じさせます。

静岡シルク(大道芸ワールドカップ in 静岡 フリンジ, 2018年)
瀬戸内サーカスファクトリー(OUR FESTIVAL SHIZUOKA 2022, 2022年)

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